トルコ共和国のきほん

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トルコ共和国

トルコ共和国はアジアとヨーロッパに跨ると言う地理的な特性を持つ国です。
欧州、中東、アジア、コーカサス地域が交わる地政学的に重要な場所に位置し、日本の約2倍の面積の国土に8,200万人の人口を抱ています。
中東にありながらも外交的には欧米との協調路線を志向しており、北大西洋条約機構(NATO)、経済協力開発機構(OECD)にも加盟国しています。
その一方で歴史に名を残すオスマン・トルコ帝国の流れを組む国でもあり、現在でも中東地域に大きな影響力を持っています。

●国名 トルコ共和国(Republic of Turkey)
●面積 780,576平方キロメートル(日本の約2倍)
●人口 82,003,822人(2018年,トルコ国家統計庁)
●首都 アンカラ
●民族 トルコ人(他にクルド人,アルメニア人,ギリシャ人,ユダヤ人)
●言語 トルコ語(公用語)
●通貨 トルコリラ

豊富な観光資源

トルコは観光資源が圧倒的に豊富です。
ユニセフの世界遺産にも2020年2月現在で実に18ヶ所もが登録されています。
文化遺産が16件、複合遺産が2件となっています。
その内容も、例えばイスタンブール歴史地域などは、歴史地区にある数々の歴史的建造物の1つ1つが世界遺産に登録されていてもおかしくない程の水準の高さです。
日本で言えば京都が歴史地区で1つに登録されている様なものです。
世界遺産に登録されているトルコの遺産は以下の通りです。

●イスタンブール歴史地域
●ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
●トロイア遺跡
●ヒッタイトの首都 ハットゥシャ
●ヒエラポリス・パムッカレ
●クサントス・レトーン
●ディヴリーイの大モスクと病院
●サフランボル市街
●オスマン帝国発祥の地ブルサとジュマルクズク
●チャタル・ヒュユク..
●セリミエ・モスクとその社会的複合施設群
●ネムルト・ダウ
●ディヤルバクルの城塞とへヴセル庭園の文化的景観
●ペルガモンとその重層的な文化的景観

●エフェソス
●アニの考古遺跡
●アフロディシアス
●ギョベクリ・テペ

オスマン・トルコ帝国

トルコの歴史を語るときに欠かす事ができないのが、栄華を極めたオスマン・トルコ帝国の存在です。
1299年 にオスマン帝国が成立し最盛期にはバルカン半島やメソポタミアからアラビア半島を経て北アフリカまで及ぶ強大な帝国に発展しました。
1922年にオスマン帝国が滅亡するまで帝国の時代が続きました。
オスマン帝国あるいはそれ以前の大国の繁栄があっただけに、歴史資産が数多く残された事も納得できます。

寛容なイスラム国

トルコはイスラム教の国です。
もう少し詳しく言うとイスラム教のスンニ派とアレヴィー派が国民の大部分を占める国です。
イスラム教国と言っても余り宗教的な戒律が厳しい国では無く、殆どの女性は髪を隠していませんしお酒にも寛容です。
少数派ではありますが、ギリシャ正教やアルメニア正教、ユダヤ教を信仰している人もいます。

親日の国

日本とトルコの関係は、1890年のエルトゥールル号事件以降、歴史的に友好関係にあります。
1985年3にイラク・イラン戦争の最中、イランで孤立した日本人を帰国させる為に、トルコ政府が急遽トルコ航空の特別機を派遣して日本人を救出してくれた大きな恩のある国でもあります。
トルコ人は一般的に非常に親日的と言えます。
実際トルコでは日本人と分かるととても親切にしてくれる事が少なくありません。
但し、観光地で流ちょうな日本語で声を掛けてくる人には注意して下さい。
巧みに事務所に連れ込んで高い現地ツアーを勧めたり、高い商品を売りつけてくる事があります。
但し一般的なトルコの人は親切な人が多いです。

まとめ

トルコは見所がとても多く、魅力溢れる国です。
料理もとても美味しく物価も安いので旅行者にとってはたまらない国と言えます。
治安もイスタンブールや観光都市でははっきり言って安定していて、中東と言うだけで危険な印象を持っている人は拍子抜けするかも知れません。
日本との関係も良く、是非一度訪れて頂きたい国です。
ウィルス問題などが落ち着いたら一度トルコ訪問を検討してみてはいかがでしょうか。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

コメント

  1. txfqvzxrbn より:

    Muchas gracias. ?Como puedo iniciar sesion?

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